北海道の常時観測火山、第6弾。

今回は恵山(えさん)をご紹介します。

目次【本記事の内容】

    1. 恵山ってどこにあるの?
    2. 硫黄燃焼で青く光る山がある?
    3. 山体崩壊が起きる?
    4. ツツジや紅葉が楽しめます

恵山ってどこにあるの?

恵山は北海道函館市、渡島半島(おしまはんとう)に位置します。

標高は618m、富士山の約1/6の高さです。

溶岩ドームをもつ成層火山で、過去1万年の間も活発に火山活動が確認されています

  • 約8700年前 噴火、溶岩ドームが形成される
  • 約6000,3000年前 噴火
  • 約2500年前 噴火、溶岩ドームの山体崩壊により、岩屑なだれが発生
  • 約600年前 噴火
  • 1764年 噴気活動活発化、死者多数
  • 1845年 硫黄燃焼
  • 1846年 水蒸気噴火、泥流発生、家屋被害、死者多数
  • 1857年 噴気活動活発化、硫黄燃焼
  • 1874年 水蒸気噴火
  • 1876,1962年 硫黄燃焼

 

噴気や地熱などの影響により、山腹中部から上部では植生が乏しく、赤茶けた火山の地肌が露出しており異観を放っている。

ウィキペディア:恵山 より引用

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%B5%E5%B1%B1_(%E7%81%AB%E5%B1%B1) 2020/09/16

 

その、

荒々しい山容や溶岩、噴気の様子から、古くから信仰の対象となっており、下北半島の恐山と並ぶ霊場ともなっている。

同上 ウィキペディア:恵山より引用

恐山と聞くと、私はシャーマンキングを思い出します。

硫黄燃焼で青く光る山がある?

さきほど記した恵山の火山活動の中に、「硫黄燃焼」という言葉がありました。

通常、黄色の硫黄が燃えても、オレンジや赤の炎が見えるだけです。

ところが、夜になると吹き出す硫黄のガスが青く見える山があります

それが、インドネシアのジャワ島にあるイジェン山です。

日中は青い光を太陽光が抑えてしまうため、チャンスは夜!

ネット上にもたくさんの写真があるため、ぜひ1度ご覧ください。

山体崩壊で津波が起きる?

恵山に限らず、山体崩壊で岩屑なだれが海に流れ込むと、津波が起きることがあるそうです。

恵山の北西に位置する北海道駒ヶ岳でも1640年、噴火が原因の津波が起きて約700名の方が亡くなられています。

津波といえば地震、というイメージしか持っていなかったので、よく覚えておきたいと思います。

噴火も地震と同じく、大地の振動ですもんね。

ツツジや紅葉が楽しめます

怖い話ばかりしてきた恵山ですが、山のふもとでは春にツツジ、秋には紅葉を楽しむことができます。

山を知り、正しく恐れ、楽しむ。

私は散り始めくらいの、紅葉が好きです。

 

【参考文献・順不同】

グーグルマップ

ウィキペディア:恵山

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%B5%E5%B1%B1_(%E7%81%AB%E5%B1%B1)

 

NATIONAL GEOGRAPHIC 火山の青い炎、ジャワ島のイジェン島

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/8844/

 

logme Biz 幻想的な死の香り インドネシアの火山が“青く光る”理由

https://logmi.jp/business/articles/197001

 

YAHOO JAPAN!ニュース 「火山津波」の脅威とは?

https://news.yahoo.co.jp/byline/tatsumiyoshiyuki/20181223-00108790/

 

ウィキペディア:北海道駒ヶ岳

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E9%A7%92%E3%83%B6%E5%B2%B3

 

函館市 恵山の火山災害対策

https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014022700907/

地学図録 数研出版

山の写真は写真AC様よりお借りしております。https://www.photo-ac.com/