地学基礎を学び始め、私が興味を持ったのは火山でした。

温泉や金属など、生物に豊かな環境をもたらす一方、ひとたび噴火すれば命を奪う恐ろしさを併せ持ちます。

ポケザウルス

世界にどんな火山があるか調べてみたい!

というわけで、今回は北海道のアトサヌプリをご紹介します。

目次【本記事の内容】

    1. アトサヌプリってどこにあるの?
    2. アトサヌプリってどんな形をしているの?
    3. 別名『硫黄山(いおうさん)』
    4. アトサヌプリは、いつ噴火したの?

アトサヌプリってどこにあるの?

アトサヌプリは日本の北海道弟子屈町(てしかがちょう)跡佐登(あとさのぼり)に位置します。

標高は512mで、富士山のおよそ1/7の高さです。

地図上では屈斜路湖(くっしゃろこ)と摩周湖(ましゅうこ)に挟まれています。

ちなみに屈斜路湖と摩周湖も、大昔に火山が噴火してできたくぼみであり、これをカルデラと言います。

アトサヌプリってどんな形をしているの?

火山のマグマを思い浮かべてください。

ドロドロしてますか?トロトロしてますか?

 

正解はチョコレートと同じ!

熱いうちはトロトロと粘り気が弱く、冷めてくるとドロドロと粘り気が強くなります。

冷めてくるといっても900℃くらいですけどね。

アトサヌプリのマグマは、温度が低く、粘り気が強いタイプです。

そのため、

噴出した溶岩が飛び散らずに冷えて固まり、ドーム状に盛り上がります。

こうしてできた火山を溶岩ドームといいます。

青木の地学基礎をはじめからていねいに 青木秀紀 より引用

別名『硫黄山(いおうさん)』

火山から出る硫黄成分が多く、黄色がかった硫黄の結晶をみることができます。

明治時代には山のふもとに硫黄の鉱山があったそうです。

アトサヌプリは、いつ噴火したの?

火山の中でも、過去1万年以内に噴火したことがある火山を活火山と言います。

アトサヌプリの噴火年表は以下の通りです。

  • 5500年前 噴火
  • 1500年前 噴火(水蒸気爆発)
  • 数百年前 噴火(水蒸気爆発)

今度はいつ噴火するんでしょうね。

アトサヌプリは常に見守るべき危険性の高い火山として、常時観測火山に指定されています。

そのため、気象庁によって24時間の監視体制がとられています。

 

【参考文献・順不同】

中部地質調査業協会 https://www.chubu-geo.org/

グーグルマップ

国土交通省気象庁 http://www.jma.go.jp/jma/index.html

北海道弟子屈町 https://www.town.teshikaga.hokkaido.jp/

ウィキペディア:アトサヌプリ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%88%E3%82%B5%E3%83%8C%E3%83%97%E3%83%AA

弟子屈ナビ https://www.masyuko.or.jp/

旅をおもしろくする観光地図今八 https://imahachi.com/

tenki.jp https://tenki.jp/suppl/romisan/2015/06/08/3301.html

日本火山学会 http://www.kazan.or.jp/J/index.html

高純度化学研究所

ときには美しく、ときには臭い元素 ~硫黄を使った実験~

青木の地学基礎をはじめからていねいに (東進ブックス 大学受験 名人の授業)

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青木の地学基礎をはじめからていねいに (東進ブックス 大学受験 名人の授業)山の写真は写真AC様よりお借りしております。

https://www.photo-ac.com/