
こんにちは、ポケザウルスです。
子どもが恐竜を好きになり、親である私も、恐竜に興味を持つようになりました。
恐竜をスタートして、化石→地質年代→地学へと興味は広がり、私は今「地学基礎」を学んでいます。
でも、地学基礎って何?という方も多いはず。
この記事を通して、私たちの生活に直結する「地学基礎」の魅力、お伝えできたら嬉しいです。
※この記事は一部PRを含みます。
地学基礎ってどんなことを学ぶの?
地学基礎では自然に関する様々なことを学びます。
天文学+気象学+鉱物学+古生物学+地震学+・・,
そう,「地学」は色々な学問の集合体。青木の地学基礎をはじめからていねいに 青木秀紀より引用
そんなにたくさんのことを学ぶなんて大変そう?
でも逆に考えれば、それだけ多くの入り口があるってことです。
宇宙に太陽、地球、海、地震、火山、古生物、天気、自然環境・・。
1つくらい、気になるものありませんか?
人類は、自然を利用し、自然に手を加えながらここまでやってきました。これからも、自然と共に歩むでしょう。ひょっとしたら遠くない将来、地球だけじゃなくて、ほかの天体の「自然」も利用するようになるかもしれない。そこで、正しく自然を利用し、共存したい。そう思わない?
青木の地学基礎をはじめからていねいに 青木秀紀より引用
地学基礎ってどこで学べるの?
私は勉学に関して、かなり不真面目な高校生活を送ったため記憶にないのですが、地学基礎は理科の一部として、高校で習うそうです。
ところが実際には、ほとんどの高校で地学基礎の授業は開かれていない!なんということでしょう。
それなら、どうやって学べばいいの?
お手軽なのは、本屋で地学基礎の参考書を買ってくることです。
大学受験向けのコーナーに行きましょう!
でも、「えっ?地学なんてどこにもないんだけど・・。」というくらい、地学の参考書スペースは狭いです。
教える先生も、受験科目として選択する生徒も少ないそうなので。
そんな数少ない参考書から、私が選んだのはこちら。
青木秀紀さんの『青木の地学基礎をはじめからていねいに』です。
青木の地学基礎をはじめからていねいに (東進ブックス 大学受験 名人の授業)
「今でしょ!」でおなじみの、林先生と同じ予備校・東進ハイスクールの先生が書かれた本です。
本屋で数冊めくった中で、カラーのイラストが多く、また講義口調で書かれている点が気に入りました。
一人で黙々と本を読む、というよりも先生の話を聞いている感じで読み進めることができます。
最初は参考書のみで勉強していたのですが、途中で詳しい写真が見たくなり、資料集も買い足しました。
本の選択理由とかはありません。
ぶっちゃけ、最寄りの本屋さんにあった地学の資料集はこれだけでした。
通販を使えば、ほかにもあるのでしょうが、できるだけ本は実物を見てから買いたいタイプなので。
参考書には載っていない(テストに出そうもない)細かな資料や写真がたくさん載っていて、満足しています。
今後、余力があれば教科書も買ってみたいです。
地学基礎が学べる絵本
参考書に手を出すのはハードルが高い・・という方にオススメしたいのが、かこさとしさんの絵本です。
海・地球・宇宙の三部作には、地学基礎の魅力がぎゅっとつまっています。
子どもに読み聞かせようと思ってずいぶん前に買った絵本が、今では地学基礎を学ぶうえでの欠かせない副読本となっています。
こめられた情報がとても多いので、一生懸命全部読もうとすると疲れてしまうかもしれません。
やさしく書かれた本文を読みながら、気になるページを眺めるという使い方がオススメです。
地学基礎を極めると、どんな道(将来)が開けるの?
せっかくなので、地学基礎を極めた方たちの将来も調べてみました。
地学基礎は、大学の地球科学科につながります。
その方たちの主な就職先は・・
・研究員、学芸員(博士進学)
・鉱山会社、鉱業関連、石油天然ガス開発会社
・地質調査会社、地質コンサルタント
・ボーリング関連会社
・公務員(気象庁、環境省、公害研究所など)
以前、国立科学博物館で働くには、というテーマを調べたのですが、地学基礎を極めることもそれにつながる1つの道となりそうです。