「いやです!だめです!いきません!」という断り文句を知っていますか?
子どもを危険から守るため、警察を始め、大人が一生懸命広めようとしている大切な魔法の言葉です。
いっしょにあそぼうと言われたら いやです!
しゃしんをとらせて~と言われたら だめです!
いっしょに行こうと言われたら 行きません!
千葉県警察公式チャンネル うたっておぼえよう!「いやです だめです いきません」より引用
今時の変な人は、黒い帽子、黒い服、マスクを身に付けた、これまでの印象ではありません。
マスクなんて、もう誰が付けていてもおかしくないですしね!
一見すると普通の人。
親しげに、何の害もなさそうな顔をして近づいてきます。
この子!と狙いをつけたら、少しずつ、数日に分けて声をかけて近づき、連れ去るタイミングを見計らう・・なんてケースもあるそうです。
警察官の出張授業「いやです!だめです!いきません!」
警察は小学校でも防犯対策の出張授業をおこなっています。
入学して早々、警察官のお話を聞き、パンフレットを持って帰ってきた次男。
「これ知ってる?」
「いやです!だめです!いきません!」
大きな声で、魔法の言葉を教えてくれました。
【子供の安全対策動画】
子供たちが不審者から身を守るための動画「ちばっこ いやです・だめです・いきません」をYouTubeで公開しているよ!
新一年生のみんなはもちろん、いくつになっても守らないといけない大事なことを伝えているよ!
家族みんなで繰り返し見て覚えてね♪https://t.co/x4WkCqj8ra pic.twitter.com/F8x9GwILdZ— 千葉県警察 (@Chibakenkei) April 13, 2022
変な人はいなくならない、だけど子どもを見守り助けてくれる人もいる!
パンフレットを見ながら親子で話をしていると、息子は少し怖くなってしまったようです。
確かに防犯対策の話を聞くと、会う人、見る人、すべての人が変な人に見えてきますよね。
だから、まほうの言葉とは別に、自分の身を守るため親子で約束したことがあります。
- できるだけ広い場所を歩く
- できるだけ明るい場所を歩く
- できるだけ1人にならない
- もしも1人になってしまったら、寄り道をせず、ささっと早足で広い場所へ出る
- 少しでも怖いと思ったら、迷わず防犯ブザーを鳴らす
「防犯ブザーを鳴らして、変な人だと思った人が、本当は変な人じゃなかったら?」
「そのときは、びっくりするか、うるさーい!と思うだけだから。間違っても大丈夫。」
「そっか。」息子はほっと、つぶやきました。
合わせて、人に頼ることも教えました。
世の中には確かに変な人がいる、これは残念だけどゼロにはならない。
だけど、それと同じくらい、いや、それ以上たくさん、子どもを優しく見守って、いざとなったら助けてくれる人もいる。
だから困ったときはコンビニをはじめ、お店に逃げ込んでいい。
周りの人に助けて!と泣きついていい。
本当に困ったときに人に助けを求めることは、弱虫なんかじゃない、勇気があることなんだよ、と。
どうかあなたの大切なお子さんが怖い思いをしませんように。
無事に毎日を過ごせますように、心から願っています。
千葉県警察と一緒に歌おう「いやです!だめです!いきません!」
千葉県警察では、子どもの目に触れやすいように、親しみやすいようにと、バンド形式の歌で広報をおこなっています。
以下のYoutubeも、ぜひご覧ください。
絵本で一緒に「いやです!だめです!いきません!」
防犯対策について親子で話をするときに、絵本があると助けになります。
1人で読むと怖くなっちゃうかも、ぜひ一緒によんであげてください。
「いやです!だめです!いきません!」魔法のことばを扱った絵本です↓